日商簿記2級 独学Q&A

6月12日に行われた、第128回日商簿記2級を受験してきました。ネットに出ている解答速報等を参照しての自己採点では無事合格点を取れているようで安心しているところです。(7月4日追記:結果出ました、無事合格しましたー☆)

今回は独学で論点学習と問題演習合わせて100時間程度で合格ラインまで到達できました。真面目にやれば、これで満点を狙えるくらいまでには力がつきます。

まぁ私の場合、相当前に専門学校の講座を受けて失敗していたり(単純に勉強不足、テキストも悪かった)、その他にも結構色々と遠回りをしている為、「最速最短勉強法!」とか銘打って書くわけにもいかないのですが、振り返ってみてこうだったという部分をいくつかまとめたいと思います。これから学習される方の参考に少しでもなれば☆

独学で合格可能?

できます。

むしろよっぽど一人で学習をすすめる自信がない人以外は、独学で受けたほうが良いとすら思います。専門学校では、駆け足でテキストを読み上げて、重要な点に線を引かせるくらいしかしません。結局帰って復習する必要があります。授業で解説を聞かないと理解できないような内容は無い為、はじめから自分で読んで理解したほうが時間も取らず効率的です。

また簿記の学習で一番大事なのは、自分で問題を解いてみるという点ですが、これも宿題で出された問題を解くか、問題集の問題を自分で解くかの違いだけです。良い問題集なら読めばわかるよう解説が作られていますので、先生の解説を聞く必要は全くありません。むしろ、明らかに理解している問題の解説まで聞く時間が勿体無いです。

日商簿記1級や税理士試験ならともかく、日商簿記2級で専門学校に通うのは非常に勿体無いとしか言いようがないです。ペースメーカーとして通うならありですが、それだけの為に数万円払うんですか・・・

3級に比べると2級は格段に難しい?

簡単です。

よく「3級は簡単だけれど、2級となると受かりにくい」と聞きます。よく聞きました。私もそう思っていました。が、大嘘です。3級は論点を理解していても試験時間が足らないくなるとかでなかなかハードな思いをしましたが、2級は試験時間に結構ゆとりがある為、ちゃんと論点学習していれば、確実に合格できます。

確かに級が上がるので、論点が増え、問題のバリエーションも増えますが、全体を学習していれば、狭い範囲で色々と問題を作らないといけない3級に比べて、2級の方が素直な問題がつくりやすい気がします。合格率も30%前後からたまに40%にのる程度で、決して難しいとは言えないレベル、学習すれば誰でも合格できます。

3級の勉強なしで2級の学習をはじめて大丈夫?

大丈夫ではありません

3級で簿記の枠組みを学習し、2級でその枠組みの中で更に深い知識や別の処理方法なんかを学んでいきます。その為、いきなり2級を学習しだすと訳が分からないはずです。ゲームでたとえるなら、ゲーム本体がないのに追加シナリオやらアペンド版を購入するようなもの。3級の学習は結構大切ですので、いきなり2級を受けられる場合でも、3級のテキスト&問題集で学習してから2級の学習を始めてください。3級と2級の併願受験自体は全く問題なく、ありだと思います。

工業簿記・・・

得点源です。

3級合格から、初めて工業簿記を学習するとなんだか難しそうな感じがしますが、2級工業簿記は大抵の場合サービス問題のようなもので、難易度が低く時間も短時間で解けるものがほとんど。スムーズに行けば工業簿記のでる大問4,5は二つ合わせて20分~30分程度しかかからず、配点は40点(20点×2)もあります。精算表とかで40分くらいを要し、配点が20点である大問3に比べればどれだけお得なことか。是非ともきっちり学習を。

おすすめの独学用教材は?

テキストはLECの光速マスターテキストがおすすめです。

まぁ、ちゃんと最後まで学習できないと意味が無いので、最終的には自分の好みにあったものを選ぶのがベストですが、このテキストの見た目が我慢できる基準であれば、是非ともおすすめです。

知名度の高いTACの「合格テキスト」は確かに、説明も丁寧で例題も豊富、論点も細かい点までちゃんと解説されていて良教材なのですが、”教科書”なんですよね・・・。2級対策テキストじゃなくて、教科書。「こういう場合はこう処理する」というのを丁寧に解説しているのが「合格テキスト」で、おすすめの光速マスターテキストは「こういう場合は、こういう考え方をするので、こう処理することになる」と書いてあるというイメージ・・・かな。

もっと言えば、光速マスターテキストは”理解させてくれるテキスト”といえます。

その他のオススメポイントとしては以下。

● 例題を利用した解説が主で、学習した知識をどのように利用するのかがわかる。
● 見開きでテキスト左右端にある一言補足が絶妙で、何故そのようになるのかという疑問を補うために的確に配置されている。
● 単純な暗記ではなく、理解して覚えることが出来る為、忘れにくい。
● 商業簿記は10日、工業簿記も10日で終えられるよう内容が区切られており、独学ペースを維持しやすい。

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必ず、問題集もセットで購入しましょう。専門学校にお金を払うよりは遥かに安いですので。

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合格までの学習時間は?

光速マスターテキスト一日分の学習にかかった時間×20×2くらいです。

上述の光速マスターテキストを利用した、今回の私の学習実体験からの感覚ですが、”一日分の学習にかかった時間×20×2”なイメージでしょうか。

私の場合だと、一日分の学習に3時間かかったので、(テキストで区切られている一日分の論点学習+復習テスト(テキスト内にあります)で 平均1.5時間+ 問題集の対応箇所の問題演習で平均1.5時間。)
これが商簿・工簿あわせて20回分で論点学習は60時間、問題集2週目が30時間で、合計90時間あれば「運よく難易度低めの本番なら合格できる」レベルでした。初過去問が92点でしたので。

ここから過去問全12回解くと3時間×12で36時間。総合計で126時間かければ大丈夫でしょう。プラスして過去問を繰り返し解いたりすれば満点が狙えます。過去問に関して、もう試験まで間がなく学習時間が残っていないという場合は、新規の問題を解くより6回分やら4回分を繰り返し解いたほうが良いと思います。

というわけで、大学生なら3週間、社会人なら1.5ヶ月前くらいから始めれば十分何とかなります。

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